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中性脂肪が高めで心配

中性脂肪の検査値はいかがですか?

中性脂肪はいままでコレステロールの影に隠れてそれほど話題にはなって
いませんでしたがこのところがぜん注目されています。

中性脂肪も動脈硬化に深くかかわっていることが明らかになってきました。

いま大注目のメタボリック

シンドロームの要因の1つの基準値がコレステロールではなく中性脂肪が150未満となっています。


■中性脂肪って何?

血液中に含まれている脂質のひとつで体を動かすエネルギーの元になリます。
食物で取り入れられた脂質から小腸で合成されたり、脂質や糖質などから
肝臓で合成されます。

中性脂肪はリポタンパクの形で血液中に出され、全身をめぐる間にエネルギー
として使われたり、あまった余分な中性脂肪は脂肪組織に蓄えられます。

その中性脂肪は必要に応じてエネルギーとして使われたり内臓を守ったりもし
ています。


■中性脂肪が何で多くなるの?

体質もありますが最も多い原因は食べすぎで、糖質や脂質、アルコールなど
の摂りすぎと運動不足でエネルギーの消費が少ないと中性脂肪がふえて
しまいます。

中性脂肪の数値は150mg/dl以上になると高脂血症となります。


■中性脂肪が多くなるとどうなるの?

中性脂肪が多いと動脈硬化が進むことが分かってきました。

中性脂肪はLDLコレステロールのように血管壁に沈着しません。

しかし中性脂肪が多いとLDLコレステロールよりもっと小さい
小型LDL(超悪玉コレステロール)が増えてこれが強く動脈硬化
を進めてしまうことが分かりました。

中性脂肪はそのままでは血液になじまないのでアポたんぱくと
結びついたリポたんぱくの形で血液中を流れています。

リポタンパクが分解されるときにできるレムナントという物質も
血管壁に沈着しやすいです。

又、中性脂肪が増えると血管壁にたまったコレステロールを回収する
HDLコレステロール(善玉)が減ってしまいます。

中性脂肪が多いとこのような状態となり動脈硬化が促進されてしまいます。


■中性脂肪が少しだけ高めの人も要注意

中性脂肪が高い人は血圧が高かったり血糖が高めなどをあわせもって
いる方が多くみられます。

ひとつひとつの検査値の数値はそれほど高くなくても、高めの数値が
重なると動脈硬化が進みやすくなってしまいます。

内臓脂肪型肥満の方は中性脂肪が高い方が多いです。
内臓脂肪が分解されるときに遊離脂肪酸が
放出されて肝臓で中性脂肪が合成されてしまいます。


ここで注目していただきたいので中性脂肪と小型LDL(超悪玉)の関係です。
小型LDLは動脈硬化をより強く促進します。
中性脂肪値が高いと小型LDLが増えます。
中性脂肪を減らせば同時に小型LDLを元のサイズに戻すことができます。

肥満で中性脂肪の多い方はまず減量が大事です。




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