超悪玉コレステロールって何?
LDLコレステロール値が高いと動脈硬化が進み
心筋梗塞や脳梗塞の発生のリスクが高まること
はよく知られています。
このLDLコレステロールは悪玉コレステロールと一般
にはいわれてきました。
しかしLDLコレステロールが正常な人であっても上記の
動脈硬化の疾患になる方が少なくありません。
その方たちのLDLを調べたら小型LDLを多くもっていること
がわかりました。
小型LDLはLDLのサイズが小型化したもので密度も高く
最も悪い悪玉で超悪玉コレステロールと呼ばれています。
その理由は動脈硬化をより強く促進します。
■超悪玉コレステロールは何が悪いか
1.血液の中に長くとどまる
普通のLDLは2日で肝臓に取り込まれるが超悪玉コレステロールは5日間
血液中にとどまる。血管壁に入り込んだり酸化されやすいチャンスがそれだけ
多くなる
2.LDLに比べて酸化されやすい
3.サイズが小さいので血管壁に入りやすい
4.動脈硬化が非常に進みやすくなる
通常のLDLと小型LDLは誰でも持っているそうですがどちらを多く
もっているかによって2つに分けられます。
バターンA 通常のLDLが多い
パターンB 小型LDLが多い
小型LDLをたくさんもっている方の方が心筋梗塞を起す危険度
が2〜3倍になります。
■自分はどちらのタイプか?
LDLが小型化しているかどうかは血液検査で測定できます。
医療機関で調べてもらえますが
できたら高脂血症の専門医に相談するのがよいそうです。
■小型LDLは中性脂肪と関係大
中性脂肪が多い人は脂質代謝に異常が現れてLDL
が小型化して小型LDLが増えてきます。
メタボリックシンドロームの高脂血症の基準値に中性脂肪とHDLコレステロール
があり中性脂肪が高かったりHDLコレステロールが低かったりするとLDLサイズ
が小型化になりやすいです。
中性脂肪を減らすことが大切です。
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