血糖値がやや高めで心配
あなたの最近の血糖値の数値はいくつですか?
血糖値がやや高いと糖尿病になるのではないかと心配しますが
そもそも血糖値とは何なのでしょうか?
■血糖値とは何なのか?
食べ物から取り入れた糖質は胃で消化されてブドウ糖になり小腸から肝臓へ
送られます。その一部はグリコーゲンとなり肝臓に蓄えられ、残りはブドウ糖
として血液に出ます。そのブドウ糖は血中を回りながら細胞に取り込まれて
脳や筋肉などのエネルギー源として使われます。
血中のブドウ糖の濃度を血糖といいます。
血糖値は血液1dl(デシリットル)中のブドウ糖の重量mgをあらわしています。
■血糖値の数値の意味を教えて
mg/dl | 正常 | 境界型 | 糖尿病型 |
空腹時血糖値 | 110未満 | 110以上〜126未満 | 126以上 |
ブドウ糖負荷後 2時間血糖値 |
140未満 | 140以上〜200未満 | 200以上 |
糖尿病ではなく糖尿病型となっているのはこの数値は糖代謝の状態の判定です
糖尿病型の人が再度の2次検査で糖尿病型となれば糖尿病と診断されるそうです。
検診で空腹時血糖を調べた人が境界型や糖尿病型となった場合に2次検査
が必要になります。ブドウ糖負荷試験をします。
空腹時に75gのブドウ糖の入った液を飲み時間を追って採血し血糖値を測ります。
■血糖値はなぜ高くなるの?
健康な人でも食事をするたびに血糖値は上がります。
食後30分ぐらいから上がり始めて1〜1時間30分ぐらいで140mg/dl位までいき
4時間ぐらいかけて又元(70〜110mg/dl)に戻ります。食事をするたびに血糖値の
上昇の波があがって又元に戻るを繰り返しています。
このときに血糖を下げて元に戻しているは膵臓からでるインスリンというホルモンです。
一般では食事をして血糖値が上がってもインスリンが分泌されて140mg/dl
以上にあがることはなく調節されています。
ところがインスリンの分泌量が少なかったり、その働きが充分にされなか
ったりすると血液中にブトウ糖がだぶつき血糖値が高くなってしまいます。
でもどうしてそうなってしまうのか?
その答えのヒントが毎日の生活の中にあるんですよ。
■インスリンの分泌量が少なかったり、その働きが充分にされない理由の一つは?
上記のように健康な方でも食事の度に血糖値は上がるのです。そのたびにインスリンが出できます。
1日に3度 決まった時間に食事をしていますか?
間食やだらだら食いはしていませんか?
食べ過ぎてはないですか?
太り気味ではないですか?
これでは膵臓からのインスリン出動命令が何回も出で膵臓が疲れてしまい
インスリンの分泌が減ってしまいます。又太っていると相対的にインスリン
の量が不足します。
内臓脂肪型の肥満の方は脂肪細胞からインスリンの働きを効きにくくする
物質がでできてインスリンが効きにくくなってしまいます。
内臓脂肪型肥満もとても血糖値に影響する重要な要素なのですね。
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